ベランダのバラに棲むカマキリのその後  [ 雑記 ]  juillet 1 2009

ベランダのバラに小さなカマキリを発見してからというもの、朝晩のカマキリ観察が趣味のようになりました。カマキリはいつも同じような場所にいて、すぐに見つけられました。

次第に大きくなるカマキリに愛着が湧いてきました。
同時に、カマキリのエサにと退治せずにいた小さい芋虫みたいなヤツらが大変な早さで葉を食むものですから、葉という葉が穴だらけになってきました。

こうなっては本末転倒、殺虫スプレーの噴射を決行しました。カマキリのいる場所はよけたつもりでしたが、気が付いたらカマキリの姿はありませんでした。

どうしてカマキリは大丈夫と判断したのか自分の頭が不思議でなりませんが、死んでしまったとは信じられずに辺りを捜索したところ、隣の鉢の影に隠れていました。私の冷酷な毒ガス攻撃から逃げていたようです。

しかしその後、バラにカマキリの姿を認めることはありません。安全な土地へ旅立ってしまったようです。

カマキリを失った私の当面のペットは、手影絵で作るキツネです。

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